Angelantoni工業グループは長年にわたり冷凍エネルギーの効率化に取り組んでおり、TurboalgorとVirecoはその取組みの重要な成果である。Turboalgor装置は、新設・既設のいずれの冷凍システムにも適応する。現在その最初の実験機でのベンチテスト(台上試験)により省エネルギーレベルを確認中であり、近いうちに発売が予定されている。
Turboalgorは、別の事業であるVirecoに研究試験を委ねている。Virecoは、内燃機関で用いられる技術を導入することにより、往復圧縮機への大きな技術革新を目指している。この実験的試験によって理論を裏付けできれば、圧縮機のエネルギー効率を17%向上させ、押しのけ量が同じでも冷凍能力を55%向上させることが可能となる。これはシリンダーの配置の極めて単純な改変によって達成できる。
※当記事は下記資料の抄訳です。