米国環境保護庁A2L冷媒を含む新SNAP規則を提案
米国環境保護庁は、2020年6月12日にオゾン破壊物質の代替物質等に関する評価プログラム（SNAP）の下で、新しい安全基準を満たす機器で特定のA2L冷媒の使用を許可する新しい規則案を発表した。
この提案は既存の冷媒を除外していないが消火に使用するエアロゾルは除かれた。この規則案により、業界は将来の空調及び冷凍用途での可燃性の低い冷媒の使用に一歩近づく。
規則案では、空調にはR-32、R-452B、R-454A、R-454B、R-454C、R-457Aを使用し、小売の食品冷凍にはR-448A、R-449A、R-449Bを使用できる。
これらの新しい冷媒の使用条件の一部として、使用するには次の要件を満たす必要がある。
・システムは、UL 60335-2-40安全基準の第3版に適合している必要がある
・新品機器でのみ使用できる
・可燃性冷媒であることを明らかにするため、警告ラベルを使用する必要がある
・すべての配管及びサービスポートには赤いマーキングをする
規則案の詳細は以下のサイトで入手できる。
URL: https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2020-06-12/pdf/2020-11990.pdf
表題：Federal Register / Vol. 85, No. 114 / Friday, June 12, 2020 / Proposed Rules